ちゃんころ我が家でも導入したトヨタホーム「HeMS （ヘムス）」の導入コストやランニングコストを全部教えちゃいます。
当記事では、トヨタホームのスマートアイテム「HeMS」の導入価格と月々かかる利用料金について解説します。
- HeMS導入の初期費用（導入コスト）ってどれぐらい？
- HeMSの月々にかかる利用料金（ランニングコスト）はいくら？
- HeMSはどうやって導入するの？
上記のような悩みや疑問を抱いている方は、当記事を読めばHeMSの初期費用と月額利用料について詳しく知ることができます。
これから「トヨタホームで注文住宅を建てる方」「トヨタホームの分譲住宅を買う方」「トヨタホームの住宅購入を検討中の方」に向けてトヨタホームのHeMSにかかった費用について実体験レビューします。
スマートアイテム「HeMS」を検討中のご家庭は参考にしてみてください。
我が家の家族構成と住宅情報 ＜住宅購入時＞
| 家族構成 | 4人家族（私・妻・子供3歳・子供0歳） |
| 車所有台数 | 1台（ワンボックスカー） |
| 自転車所有台数 | 3台 |
| ハウスメーカー | トヨタホーム |
| シンセシリーズ | シンセ・はぐみ |
| 敷地面積 | 189.8㎡（57.41坪） |
| 1F | 64.97㎡（19.65坪） |
| 2F | 60.9㎡（18.42坪） |
| 延床面積 | 125.87㎡（38.07坪） |
| LDK（1F） | 23.9帖 |
| ウォークインパントリー（1F）※床下収納 | 2.7帖 |
| 洗面室（1F） | 2.2帖 |
| トイレ（1F） | 1.6帖 |
| 脱衣室（1F） | 2帖 |
| 浴室（1F） | 1616サイズ |
| 玄関クローゼット（1F） | 0.8帖 |
| 主寝室（2F） | 7.8帖 |
| 主寝室ウォークインクローゼット（2F） | 2.4帖 |
| 子供部屋（2F）※クローゼット含む | 6.3帖 |
| 子供部屋（2F）※クローゼット含む | 5.6帖 |
| 書斎（2F） | 5.1帖 |
| 物置（2F） | 2.0帖 |
| トイレ（2F） | 1.6帖 |
| キャンチバルコニー（2F） | 物干し竿2本分 |
| 小屋裏部屋（屋根裏） | 7.7帖 |
| 太陽光発電 | 5.744kw |
| 全館空調 | スマート・エアーズ |
| 24時間換気 | ピュア24セントラル |
| オール電化 | IH、エコキュート |
| 60年長期保証 | アトリスプラン |
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トヨタホーム「HeMS」とは
＼ スマートハウス ／
トヨタホームの「HeMS（ヘムス）」とは、「Home Energy Management System（ホーム エネルギー マネジメント システム）」の略で、家庭内のエネルギーが、いつ、どこで、どれだけ使用されているか「見える化」し、家の機器を効率よく「制御（コントロール）」「遠隔操作」することによって、省エネをサポートするシステムのことです。
トヨタホームのHeMSは、トヨタグループの株式会社デンソーが開発・製作した商品を利用しており、「HeMS」「HeMS Pro」「HeMS+」「HEMSモニター」4種類の商品を展開しています。
我が家で利用しているのは、「HeMS Pro」となります。
- HeMSには商品ごとに利用できる機能が違います。詳しくはトヨタホームにご確認ください。
TSC-HEMSサービス
TSC-HEMSサービスとは、トヨタホームのHeMSを最大限利用するために必要なインターネットサービスのことです。
TSCは「トヨタスマートセンター」の略で、TSC-HEMSサービスに登録すると、TSCとHeMSがインターネットでつながり、リモート機能やT-Connect機能などを利用することができるようになります。
トヨタホームのHeMSを導入している方は、TSC-HEMSサービスに登録しないと、機能を最大限活用することができません。
トヨタホーム「HeMS」の特徴
トヨタホーム「HeMS（ヘムス）」の特徴について詳しく解説します。
- HeMSで見える化
- HeMSで制御（コントロール）
- HeMSで遠隔操作
- オーナーデスク完備
HeMSで見える化
HeMSを利用すれば、エネルギー（電気）の使用状況を簡単に見ることができます。
使用状況の確認は、インターネットを利用することで、ブラウザ上で確認することができます。
確認できる内容としては、発電・消費、過去の使用量、各部屋・各機器ごとの消費電力も詳細にわかります。
HeMSで制御（コントロール）
太陽光発電でつくったエネルギー（電気）を蓄電池やクルマへの充電などに活用する際、エネルギーを制御して無駄なく利用することができます。
一度設定すれば、家庭のエネルギーを自動で最適にコントロールしてくれます。
HeMSで遠隔操作
HeMSには設定した機器を外出先から遠隔操作することができる機能があります。
遠隔操作できる機器は、全館空調（スマートエアーズ）やエアコン、エコキュートに玄関ドアの鍵（ラロックⅡなどの電気錠）など、家のさまざまな機器を、スマートフォンやクルマから遠隔操作することができます。
オーナーデスク完備
トヨタホームのHeMS利用に関してや、TSC-HEMSサービスの問い合わせなど、専用のオーナーズデスクが用意されています。
わからないことや不明点、エラーなどの対処法など、オーナーズデスクを利用しましょう。
トヨタホーム「HeMS」の導入価格（初期費用）
トヨタホーム「HeMS（ヘムス）」の導入価格（初期費用）は、選ぶHeMSの種類によって変わります。
- HeMS
- HeMS Pro
- HeMS+
- HEMSモニター
当記事で掲載する導入価格は、我が家で導入した「HeMS Pro」の場合となります。
| HeMS Pro価格（1セット） | 165,000円（税別） |
ズバリ「16.5万円」です。
単体の価格で言うと高く感じますね。
連携できる機器を多く導入しているのであれば、利用用途も増えるためコストパフォーマンスも高くなりそうですが、連携でいる機器が少ないのであれば、ちょっと高い買い物になると思います。
我が家の場合は、太陽光発電を設置して「ZEH」住宅として申請したため、HeMSの導入が不可欠となった経緯があります。
「ZEH補助金」ももらったので、導入費用をまかなうことができました。
ZEHとは、Net Zero Energy House（ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス）の略で、ZEH住宅は、太陽光発電による電力創出・省エネ設備の導入・外壁の高断熱利用などにより、生活で消費するエネルギーを生み出すエネルギーで相殺することで、使用エネルギーをトータルでゼロ以下にする住宅のことです。
我が家のHeMS Proと連携できる機器
HeMSは、スマートアイテムに記載されている全館空調「スマートエアーズ」や「エコキュート」などと連携することが可能です。
我が家で連携できる設備は以下の機器となります。
- 太陽光発電「シャープ製」
- 玄関の扉「ラ・ロックⅡ」
- 全館空調「スマート・エアーズ」
- 電気湯沸器「エコキュート」
- スマートスピーカー「Amazon Echo」
ちゃんころトヨタホームのスマートアイテム「HeMS」の利用連携でできることについて知りたい方は下記の記事をご確認ください。
『HeMSの特徴とメリット・デメリット』については下記の記事をご確認ください。
HeMSを有効活用して電気代を節約しよう
HeMSを有効活用することで、電気代を節約できます。
HeMSを利用すれば、太陽光発電の買電量と売電量をリアルタイムに確認することができます。
電気の使用量もエリアや部屋ごとに確認できるため、節約意識が高まります。
太陽光と組み合わせれば、昼間の節電効果で電気を多く売ることができます。
電気エネルギーをコントロールして、家計にも環境にもやさしいエコな生活を実現しましょう。
ちゃんころさらに電気代の節約には「エネチェンジ
」で電力比較して電力会社を変更する方法もあります。
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キャンペーンを活用して導入価格を下げる方法
トヨタホームでは、時期によっていろいろなキャンペーンを行っています。
キャンペーンの活用で、HeMS（ヘムス）や他のスマートアイテム、太陽光発電を安く導入することができます。
補助金の活用
ZEH補助金
省エネ住宅の購入者であれば、国の補助金を利用できる場合があります。
「ZEH補助金」の公募に当選すれば、今ならZEH+で100万円、ZEHで50万円の補助金が交付されるかもしれません。
こどもエコすまい支援事業
住宅購入者によっては、国の補助金が利用できる場合があります。
今だと「こどもエコすまい支援事業」がスタートしたので、対象者であれば最大100万円の補助金が交付されるかもしれません。
割引キャンペーンの活用
トヨタホームは、販売エリアごとにスマートエアーズの割引キャンペーンやプレゼントキャンペーンを行っています。
スマートエアーズの導入を検討されている方は、事前にキャンペーンが行われていないか調べておくことが大事です。
そうすれば、少しでも安く全館空調を導入できるかもしれません。
紹介キャンペーンの活用
トヨタホームでは、トヨタホームオーナーの紹介キャンペーンを常時行っています。
紹介された方にも特典があるので、知り合いにトヨタホームで建てた方がいれば、紹介してもらうのもありですね。
現在の「ご紹介キャンペーン」は2023年3月31日まで行っています。
詳しくは下記のページをご確認ください。
トヨタホーム「HeMS」の月々にかかる利用料（ランニングコスト）
トヨタホーム「HeMS（ヘムス）」の月々にかかる利用料（ランニングコスト）について解説します。
初期費用だけでもそれなりの費用がかかるので、月々にかかる利用料があるのか気になりますよね。
| HeMS Proの利用料 | 0円（無料） |
ズバリ「0円の無料」です。
ただし、将来的には利用料（月額）がかかるようになります。
この利用料（月額）は「TSC-HEMSサービス」の利用料になります。
トヨタホームの公式サイトでは下記のように記載があります。
HeMS+、HeMS/HeMS Proには無料期間を付与しており、本期間中はTSC-HEMSサービスを無料にてご利用できます。
無料期間終了後も引き続きご利用いただく場合、利用料(月額) のお支払い手続き(※1) (※2)が必要となります。出典：TSC-HEMSサービスのご案内｜よくあるご質問
- 利用料金や支払い方法は別途ご案内予定です。
- お支払い手続きをされなかった場合、自動的に利用終了となり、お支払いも発生しません。
(TSC-HEMSサービス未登録で利用できる機能に関しては引き続き利用可能です。)
利用料金（月額）に関して
| 利用HEMS | TSC-HEMSサービスのご利用について |
|---|---|
| HeMS+ ［2020年発売］ | 引渡し日から5年間が無料期間、6年目以降は有料 |
| HeMS/HeMS Pro ［2016年発売］ | 2025年12月末日までが無料期間、2026年1月1日以降は有料 |
| HEMSモニター ［2011年発売］ | 無料（期限なし） |
- 通信料金が別途必要です。
HeMS利用の早い方であれば、2026年1月1日から月額の利用料が必要になります。
TSC-HEMSサービスを利用しないと、リモート機能などのが利用できなくなるので、月額費用がどれぐらいになるのか気になりますね。
2023年3月21日時点では、まだ案内（お知らせ）は届いていません。
「HeMSの導入価格と月々かかる利用料金」の次に見るオススメ記事
ちゃんころ「HeMSの導入価格と月々かかる利用料金」の次に見るオススメ記事を紹介します。
『HeMSの特徴とメリット・デメリット』については下記の記事をご確認ください。
『最新スマートハウスの特徴とメリット・デメリット』については下記の記事をご確認ください。
『HeMSの初期設定と基本的な使い方』については下記の記事をご確認ください。
『HeMSの便利機能と上手な使い方』については下記の記事をご確認ください。
まとめ
当記事では「HeMSの導入価格と月々かかる利用料金」について解説しました。
- HeMS導入の初期費用（導入コスト）ってどれぐらい？
- HeMSの月々にかかる利用料金（ランニングコスト）はいくら？
- HeMSはどうやって導入するの？
上記のような悩みや疑問について解説しましたが、解決できましたでしょうか？
トヨタホームのスマートアイテム「HeMS」の導入を迷われている方の参考になれば良いですが、私個人的には導入して良かったと思っています。
HeMSで太陽光発電量や電気使用量が簡単に見れるので、節電意識が高まったのと、冬の電気使用量を抑えることができました。
将来的にかかる利用料金（ランニングコスト）がどれぐらいになるのかによっては、その時の利用状況で継続するか判断しようと思いますが、現状ではリモート機能も活用しているので、利用料金が安ければそのまま継続利用したいと考えています。
【トヨタホーム】HeMSの導入価格と月々かかる利用料金＜実体験レビュー＞は以上となります。
最後までご覧いただきありがとうございました。
