【トヨタホーム】アフターサービスの利用方法と生涯点検サポート保証＜我が家のリアル体験談＞

当記事では、トヨタホームの注文住宅で家を建てた我が家が利用したアフターサービスについて、下記のような悩みや疑問に答えていきます。

我が家がトヨタホーム60年長期保証の「11ヶ月目無料点検」を受けたときに、初期保証の対象範囲である修繕対応でアフターサービスを利用しました。さらに、全館空調スマートエアーズの吹出し口変更に関する修繕としてもアフターサービにお願いしたので、その際の実体験をレポートします。

これから「トヨタホームのアフターサービス利用方法」「トヨタホームの生涯点検サポート」について詳しく知りたい方は参考にしてみてください。

トヨタホームのアフターサービスとは

トヨタホームのアフターサービスとは、業界トップクラスの60年長期保証制度に含まれる無料点検と初期保証があります。

初期保証の中には、基礎・構造体だけでなく、外壁や床、屋根に防水など多岐にわたって保証されます。他にも、虫害や付帯設備についても保証されるため安心です。

アフターサービスの無料点検

初期保証40年「アトリスプラン・エース」の場合

アトリスプラン・エースの場合のアフターサービス無料点検は、お引渡し後から35年目まで定期的に無料点検が付いています。40年目以降は10年ごとに点検契約を更新して、住まいがあり続ける限り、5年ごとにずっと安心の生涯点検を行います。

初期保証30年「アトリスプラン」の場合

アトリスプランの場合のアフターサービス無料点検は、お引渡し後から25年目まで定期的に無料点検が付いています。30年目以降は10年ごとに点検契約を更新して、住まいがあり続ける限り、5年ごとにずっと安心の生涯点検を行います。

アフターサービスで相談できること

トヨタホームのアフターサービスには、住まいの点検、修理の依頼など住宅に関する様々な相談ができます。

以下は、生涯点検で受けられる点検項目です。点検時に修繕が必要な場合は点検担当者から報告がありますが、それ以外のときに故障や修繕が必要な場合は「アフターサービス窓口」に連絡する必要があります。

アフターサービスの利用方法

アフターサービスの利用方法は「アフターサービス窓口」に連絡することで利用することができます。事前に、オーナーズウェブも登録しておくと、担当店や電話番号などが会員ページで確認できます。

アフターサービス窓口

トヨタホームのアフターサービス窓口は、地域エリアによって連絡先が変わります。なので、以下のオーナーズウェブ公式サイト「アフターサービス窓口」にてご確認ください。

アフターサービスの受付時間

24時間365日受け付けています。

• 各トヨタホーム店の定休日、営業時間外の受付は、対応にお時間をいただく場合がございます。
• 夜間は一次受付のみとなります。

アフターサービスの相談受付内容

住まいの点検、修理の依頼など住まいに関する様々な相談を受け付けています。

トヨタホームのアフターサービス体験談

トヨタホームのアフターサービス体験談として我が家では、「2ヶ月目無料点検」「11ヶ月目無料点検」「23ヶ月目無料点検」を受けました。その中でも11ヶ月目無料点検のときに気になった箇所として、2階の全館空調の効きが悪いことと、玄関のアルコーブ上の軒天屋根に少し凹みがあったので、点検担当の方に修理を依頼し、後日アフターサービスを受けました。

そのときのアフターサービス実体験を詳しく解説します。

①11ヶ月目の無料点検で報告

我が家では11ヶ月目無料点検の数日前に、妻と一緒に家の中と外の見れる範囲で、修繕が必要な箇所をチェックしました。その中でも大きな箇所として「全館空調の効きの悪さ」と 「玄関の軒天屋根の凹み」がありました。

なので、無料点検を行なってくれた点検担当者の方に該当箇所について相談したところ、アフターサービス担当に連絡しておくと伝えられました。

②アフターサービスからの連絡は数日後

アフターサービスから連絡が来たのは、無料点検から数日後だったので、すぐに対応してくれた印象があります。その連絡では、該当箇所を確認するための訪問日の日程調整でした。

③アフターサービス担当が1回目の来訪

アフターサービス担当が1回目に来訪したのは、日程調整から2週間後ぐらいでした。そのときに確認したのは、全館空調の機械が故障しているかどうかの確認と、効きが悪い原因の調査でした。さらに、玄関の軒天屋根の凹み具合の確認でした。

全館空調に関しては、故障ではないことがわかり、吹出し口の位置と効きの良い部屋と悪い部屋があることがわかったので、対策を考えて後日また来るとのことでした。

玄関の軒天屋根の凹みに関しては、凹んでいる箇所を丸ごと交換する作業が必要だから、別日程で交換部材と職人を手配してくれるとのことでした。

1回目の来訪時にかかった打ち合わせ時間は15分程度です。

④アフターサービス担当が2回目の来訪

アフターサービス担当が2回目に来訪したのは、1回目の来訪から1ヶ月後ぐらいです。時間がかかった理由としては、全館空調システムのメーカー「DENSO」との改善箇所に関するすり合わせに時間がかかったとのことでした。

2回目の来訪では、全館空調の効きに関する改善案をいくつか提示いただきました。その中でも、まずは簡単に行える方法を次回行うことが決まりました。

2回目の来訪時にかかった打ち合わせ時間は15分程度です。

⑤アフターサービス担当が3回目の来訪

アフターサービス担当が3回目に来訪したのは、2回目の来訪からさらに1ヶ月後ぐらいです。時間がかかった理由としては、全館空調の修繕用の部材を取り寄せるのに時間がかかったとのことでした。

3回目の来訪では、全館空調の効きに関する改善のための修繕を行いました。そこまで難しい作業ではないため、アフターサービス担当の方が自ら行なっていました。

修繕後に、その後の空調の効きに関して2週間後に連絡すると言われて作業は完了しました。

3回目の来訪時にかかった作業時間は30分程度です。

⑥2週間後に連絡

修繕後も全館空調の効きは良くならず、2週間後に連絡があったので伝えました。なので、次の改善案を実行するために職人の手配と部材の取り寄せを行うとのことで、再度連絡を待つことになりました。

⑦アフターサービス担当が4回目の来訪

アフターサービス担当が4回目に来訪したのは、2週間後の連絡からさらに2ヶ月後ぐらいです。4回目の来訪時に、玄関の軒天屋根の凹みに関しても職人の手配と部材の取り寄せが完了したので、同時に修繕を行うと言われました。

4回目の来訪では「全館空調の効きの悪さ」と 「玄関の軒天屋根の凹み」に関して大規模な修理が行われました。なので、一時的に2階が使えなくなる状態となりました。

4回目の来訪時にかかった作業時間は半日程度です。

⑧それから1年快適に過ごせてます

4回目の来訪で修理したことで、全館空調の効きも良くなり、玄関の軒天屋根の凹みも直りました。あれから1年が経過しましたが、非常に快適に過ごせています。

⑨アフターサービス実体験後の率直な感想

我が家の場合は、非常に長い期間かかりましたが、アフターサービス担当の方の対応は非常に良かったです。特に、全館空調の効きが悪いことに対する修繕方法に関しては、いくつかの改善案やアイデアの提示があり、何度か修繕対応を行なった上で、最終的には快適に過ごすことができています。

ただ、職人さんの人手不足が大手ハウスメーカーにも波及しているようで、なかなか日程調整ができませんでした。今後は、さらに人手不足が予想できるので、修繕が必要な場合は早めにアフターサービスに連絡する必要を感じました。

⑩アフターサービス実体験のまとめ

実体験としてアフターサービスを利用しての感想は、職人の手配や部材の取り寄せなどが必要な場合にはかなりの時間がかかる印象を受けました。原因が明確なものは部材の取り替えで済みますが、原因が不明確な場合は何度も試しながら修繕していく必要があるので打ち合わせも含めると時間がかかります。

結果的に、無料点検で伝えてから完全に修繕が完了するまでにかかった期間は6ヶ月程度です。特に、職人の手配が大変で、私と職人との日程調整でも時間がかかってしまった印象です。

原因が明確にわかっていて、部材手配と職人との日程調整が上手くいけば、2ヶ月ほどの期間で修繕は完了できると思います。どちらにしても気になったら早めに伝えることをおすすめします。

トヨタホームの生涯点検サポート保証とは

トヨタホームには、家があり続ける限り点検をサポートする保証として「生涯点検サポート」があります。なので、60年長期保証だけでなく、60年目以降も生涯点検を受けることが可能です。

住まいがある限り見守り続ける「生涯点検」

トヨタホームではお引渡し後から25年目または35年目まで定期的に無料点検が付いています。30年目または40年目以降は10年ごとに点検契約を更新して、住まいがあり続ける限り、5年ごとにずっと安心の生涯点検を行います。

生涯点検のメンテナンスプログラム

60年長期保証＋60年目以降の生涯点検を受けるには、定期的に推奨メンテナンス（有料）をすることが必要です。適切な時期に適切なタイミングでメンテナンスを行うことで、住まいが長持ちします。

生涯点検で費用を節約

初期保証40年や最大60年の長期保証制度があれば、それだけ住宅にかかる費用を抑えることができます。さらに生涯点検を行うことで、住居に関わる費用を節約することができます。

保証が短いと、リフォームや建て替えなどが発生することを考えると、ローンを払いながら将来の家のための貯金が必要になります。そんなのは現実的に難しいので、住宅にかかるメンテナンス費用はできる限り抑えたいですよね。

トヨタホームなら保証期間が長く、生涯点検サポート保証なので、家計の負担を軽減することができます。

維持費の節約

計画的に点検・修理を行うことで不測の出費を抑え、品質を維持できます。

住まいの品質を保ち続けるためには、点検やメンテナンスが必要です。トヨタホームなら、長期にわたって定期的に点検するため、予想外の大きな修繕が必要となるリスクが少なく、安心して将来の人生プランを設定することができます。

住居費の節約

子ども、そして孫の代まで住み継げば、住居費の負担もグッと軽減できます。

長期保証で点検・メンテナンスを継続すれば、子どもや孫の世代まで快適な住まいを維持し続けることが可能です。そして、リフォームなどにより、二世帯、三世帯同居が叶えば、家計に占める住居費の負担がグッと減り、暮らしにゆとりが生まれます。

「トヨタホームのアフターサービスと生涯点検サポート」の次に見るおすすめ記事

「トヨタホームのアフターサービスと生涯点検サポート」の次に見るおすすめ記事を紹介します。

トヨタホームの引渡しから無料点検23ヶ月目までを実体験レポート

トヨタホーム「60年長期保証」の特徴とメリット・デメリット

トヨタホーム初期保証40年「アトリスプラン・エース」の特徴

トヨタホーム初期保証30年「アトリスプラン」の特徴

まとめ

当記事では「トヨタホームのアフターサービスと生涯点検サポート」について紹介しました。

我が家が利用したアフターサービスの実体験として、職人の手配や部材の取り寄せなどが必要な場合にはかなりの時間がかかることがわかりました。

さらに、原因が明確なものは部材の取り替えや修理で済みますが、原因が不明確な場合は何度も試しながら修繕していく必要があるので、打ち合わせも含めると長期間かかり、すぐに修繕されない場合もあります。

トヨタホームのアフターサービスをリアル体験した感想は、期間がかかったことを差し引いても対応は良かったです。何度も足を運んでもらい、修繕工事を行なっていただきました。担当の方も真摯に対応してくれて好感を持つことができました。

【トヨタホーム】アフターサービスと生涯点検サポート保証＜我が家のリアル体験談＞は以上となります。
最後までご覧いただきありがとうございました。