トヨタホームの全館空調スマートエアーズを導入して2年が経過しました。
2年目である2022年の1年間を振り返り、電気代がどれぐらいだったのかを調べたので公開します。
2022年はインフレによる物価上昇とエネルギー価格の上昇で、電気代も爆上がりでしたね。
そんな2022年の電気代の高騰で、全館空調を導入している我が家の電気代にどれぐらいの影響があったのかを検証しました。
- 全館空調スマートエアーズの2022年の電気代は?
- 全館空調はすべての電気代のどれぐらいを占めてるの?
- トヨタホームで建てたオール電化住宅の電気代は?
上記のような悩みや疑問を抱いている方は、当記事を読めば2022年スマートエアーズの電気代について詳しく知ることができます。
これから「トヨタホームで注文住宅を建てる方」「トヨタホームの分譲住宅を買う方」「トヨタホームの住宅購入を検討中の方」に向けてトヨタホームで建てた家の電気代について実体験レビューします。
スマートエアーズを検討中のご家庭は参考にしてみてください。
我が家の家族構成と住宅情報 <住宅購入時>
家族構成 | 4人家族(私・妻・子供3歳・子供0歳) |
車所有台数 | 1台(ワンボックスカー) |
自転車所有台数 | 3台 |
ハウスメーカー | トヨタホーム |
シンセシリーズ | シンセ・はぐみ |
敷地面積 | 189.8㎡(57.41坪) |
1F | 64.97㎡(19.65坪) |
2F | 60.9㎡(18.42坪) |
延床面積 | 125.87㎡(38.07坪) |
LDK(1F) | 23.9帖 |
ウォークインパントリー(1F)※床下収納 | 2.7帖 |
洗面室(1F) | 2.2帖 |
トイレ(1F) | 1.6帖 |
脱衣室(1F) | 2帖 |
浴室(1F) | 1616サイズ |
玄関クローゼット(1F) | 0.8帖 |
主寝室(2F) | 7.8帖 |
主寝室ウォークインクローゼット(2F) | 2.4帖 |
子供部屋(2F)※クローゼット含む | 6.3帖 |
子供部屋(2F)※クローゼット含む | 5.6帖 |
書斎(2F) | 5.1帖 |
物置(2F) | 2.0帖 |
トイレ(2F) | 1.6帖 |
キャンチバルコニー(2F) | 物干し竿2本分 |
小屋裏部屋(屋根裏) | 7.7帖 |
太陽光発電 | 5.744kw |
全館空調 | スマート・エアーズ |
24時間換気 | ピュア24セントラル |
オール電化 | IH、エコキュート |
全館空調システム「スマート・エアーズ」とは
トヨタホームの全館空調システム「スマート・エアーズ」とは、株式会社デンソーエアクールがデンソーの自動車エアコン技術を応用して製造した、トヨタホームオリジナルの全館空調システムです。
『全館空調スマートエアーズの特徴とメリット・デメリット』については下記の記事をご確認ください。
トヨタホームで導入した電気代に影響する主な設備
我が家がトヨタホームのオール電化住宅として建てた時に導入した、電気代に影響する主な設備を紹介します。
- 全館空調システム「スマート・エアーズ」
- 熱交換換気システム「ピュア24セントラル」
- エコキュート
- IHクッキングヒーター
全館空調システム「スマート・エアーズ」
電気代に一番影響を与えている設備と言えば「全館空調スマートエアーズ」です。
全館空調を導入してなかったとしても、冷暖房設備が電気代に影響することは有名ですね。
全館空調は、個別エアコンに比べて電気代が高いと言われていますが、実はそんなことはありません。
個別エアコンでも全ての部屋で使用していた場合は、全館空調よりも高くなってしまいます。
なので、空調の使用頻度や、家族のライフスタイルによって高かったり安かったりしてくるものですね。
熱交換換気システム「ピュア24セントラル」
トヨタホームで全館空調を導入すると、自動的にグレードアップされる換気システムが「ピュア24セントラル」です。
全館空調との相性が抜群で、第1種換気方式でもある熱交換換気により、室内の温度に影響を与えずに換気ができます。
24時間ファンが回っているので、換気システムの中では少なからず電気代に影響を与えていると考えられます。
『トヨタホームの熱交換換気ピュア24セントラルの特徴とメリット・デメリット』については下記の記事をご確認ください。
エコキュート
オール電化住宅に欠かせないのが「エコキュート」です。
事前にお湯を作って溜めておき、利用したいタイミングで利用できるようにするのがエコキュートです。
エコキュートも、電気の消費量が高く電気代に大きな影響がある設備で有名ですね。
一般的には、夜間の電気代が安いタイミングでお湯を沸かせる設定にするので、電気代への影響は高くないかもしれませんが、冬場はお湯を頻繁に使用するため、夜間以外でお湯を沸かすと電気代に影響してしまいますので気をつけましょう。
IHクッキングヒーター
オール電化住宅に欠かせない、もう一つの設備が「IHクッキングヒーター」です。
1回あたりの電気消費量で言えばそこまで高くないですが、料理を毎日行う家庭であればそれなりに影響してきますね。
【2022年】全館空調スマートエアーズの電気代
2022年の1年間に使用した全館空調スマートエアーズの電気代(ランニングコスト)を公開します。
スマートエアーズの電気使用量を元に電気代を算出しています。
- 夫婦ともにフルリモートの仕事で平日は日中家にいます。
- 子供は2人とも保育園に通っているので平日は日中家にいません。
- 休日の過ごし方は一般的な子供のいる家庭と変わりません。
- 寝ている時間帯はほとんど全館空調を利用しています。(2階のみ)
【2022年】全館空調スマートエアーズの電気代
期間 | 電気使用量 <1階> | 電気使用量 <2階> | スマートエアーズ電気代 |
---|---|---|---|
2022年1月 | 512kWh | 466kWh | 26,406円 |
2022年2月 | 364kWh | 372kWh | 19,872円 |
2022年3月 | 178kWh | 175kWh | 9,531円 |
2022年4月 | 87kWh | 79kWh | 4,482円 |
2022年5月 | 51kWh | 41kWh | 2,484円 |
2022年6月 | 112kWh | 80kWh | 5,184円 |
2022年7月 | 244kWh | 203kWh | 12,069円 |
2022年8月 | 239kWh | 176kWh | 11,205円 |
2022年9月 | 102kWh | 107kWh | 5,643円 |
2022年10月 | 67kWh | 65kWh | 3,564円 |
2022年11月 | 104kWh | 94kWh | 5,346円 |
2022年12月 | 403kWh | 255kWh | 17,766円 |
年間合計 | 2,463kWh | 2,113kWh | 123,552円 |
月平均 | 202kWh | 176kWh | 10,206円 |
- 電気使用量はHeMSから算出しています。
- 1kWhあたり平均単価の27円で計算しています。
2022年はエネルギー価格の上昇の影響が大きいですね…
電気料金の平均単価も上がっている分、電気代も昨年に比べて高くなっています。
あとは、我が家の事情として、夫婦ともにフルリモートの仕事になったことが影響しています。
2022年6月頃から夫婦でフルリモートとなり、電気使用量も増えています。
2022年は電気の節約にも取り組んだのですが、どこまで節約できたのかは不明ですね…
とは言え、全館空調スマートエアーズだけで毎月1万円の電気代がかかっていると言うのは、やはりランニングコストが高いと言うことですね。
昨年2021年の月平均は7,000円程度でした。
電気料金の平均単価も安かったので、2022年に比べて-3,000円で、年間36,000円の節約になっていたんですね。
恐るべしはエネルギー価格の高騰ですね…
【2022年】トヨタホーム オール電化住宅の電気代
2022年の1年間に使用したトヨタホームで建てたオール電化住宅の電気代(ランニングコスト)を公開します。
我が家が導入している主な設備や家電の電気使用状況を下記に記載します。
- 夫婦ともにフルリモートの仕事で平日は日中家にいます。
- 子供は2人とも保育園に通っているので平日は日中家にいません。
- 休日の過ごし方は一般的な子供のいる家庭と変わりません。
- 寝ている時間帯はほとんど全館空調を利用しています。(2階のみ)
- ほとんど毎日料理を作っています。
- 毎日ドラム式の洗濯機で乾燥まで行っています。(2回ほどまわします)
- 炊飯器の保温はほとんど使用しません。(ご飯は冷凍するため)
【2022年】トヨタホーム オール電化住宅の電気代
期間 | 電気使用量 (全体) | オール電化住宅の電気代 |
---|---|---|
2022年1月 | 1,655kWh | 44,685円 |
2022年2月 | 1,467kWh | 39,609円 |
2022年3月 | 938kWh | 25,326円 |
2022年4月 | 650kWh | 17,550円 |
2022年5月 | 600kWh | 16,200円 |
2022年6月 | 655kWh | 17,685円 |
2022年7月 | 909kWh | 24,543円 |
2022年8月 | 895kWh | 24,165円 |
2022年9月 | 694kWh | 18,738円 |
2022年10月 | 642kWh | 17,334円 |
2022年11月 | 717kWh | 19,359円 |
2022年12月 | 1,383kWh | 37,341円 |
年間合計 | 11,205kWh | 302,535円 |
月平均 | 933kWh | 25,191円 |
- 電気使用量はHeMSから算出しています。
- 1kWhあたり平均単価の27円で計算しています。
- 太陽光発電を導入しているため、実際にかかった電気代ではありません。
ちゃんと算出すると思っていた以上に電気代のコストがかかっていることがわかりますね。
上記の価格はあくまで電気使用量を純粋に平均単価で計算しただけです。
最近の電気料金の明細書にはよくわからない項目でいろいろ足されてたりもします。
実際は太陽光で半分ぐらいは賄えているかと思いますが、それでも電気代が家計に対する影響は大きいです。
これからはもっと節約を意識して抑えていきたいですね。
【2022年】全館空調スマートエアーズの電気代利用割合
期間 | 電気使用量 (全体) | スマートエアーズ 電気使用量 | 割合 |
---|---|---|---|
年間合計 | 11,205kWh | 4,576kWh | 40.8% |
全館空調スマートエアーズの電気代利用割合を年間合計で算出しました。
全体の40%が全館空調で利用しているってことなので、やはり全館空調の電気代への影響は大きいと言うことですね。
全館空調の節約が電気代の節約に直結することは明白です。
『全館空調スマートエアーズの電気代を節約する方法』については下記の記事をご確認ください。
「2022年スマートエアーズの電気代を徹底検証」の次に見るオススメ記事
「2022年スマートエアーズの電気代を徹底検証」の次に見るオススメ記事を紹介します。
『全館空調スマートエアーズの導入価格と月々の電気代』については下記の記事をご確認ください。
『全館空調スマートエアーズの電気代を節約する方法』については下記の記事をご確認ください。
『全館空調スマートエアーズの特徴とメリット・デメリット』については下記の記事をご確認ください。
『全館空調の電気代は?節約・省エネ効果の高い使い方と快適家電』については下記の記事をご確認ください。
まとめ
当記事では「2022年スマートエアーズの電気代を徹底検証」について解説しました。
- 全館空調スマートエアーズの2022年の電気代は?
- 全館空調はすべての電気代のどれぐらいを占めてるの?
- トヨタホームで建てたオール電化住宅の電気代は?
上記のような悩みや疑問について解説しましたが、解決できましたでしょうか?
トヨタホームのオール電化住宅で、全館空調スマートエアーズを導入している我が家の電気代を徹底検証しました。
電気使用量からの単純計算では、年間で30万円ほどの電気代がかかっていて、そのうちの40%にあたる12万ほどが全館空調スマートエアーズの電気代となっています。
全館空調の電気代を節約することで、年間の電気代を安くすることができます。
エネルギー価格の高騰で、家計への影響が高い昨今を乗り切るためにも、1度でも設定温度を下げてみてはいかがでしょうか。
その積み重ねが電気代を安くすることにつながりますよ。
【トヨタホーム】2022年スマートエアーズの電気代を徹底検証<実体験レビュー>は以上となります。
最後までご覧いただきありがとうございました。