子どもが年中の方は「ラン活」を始めるための事前準備が必要です。
「ラン活」の年間スケジュールをわかりやすく解説します。
小学校からランドセル通学が始まる子どものために、6年間毎日利用するランドセルを複数のブランドから選択し、購入する活動のことを「ラン活」と言います。
年々「ラン活」を積極的に行う親が増えており、有名ブランドの人気商品は発売と同時に売り切れることもあるほど激化しています。
- 「ラン活」とは?
- 「ラン活」のメリット・デメリットは?
- 「ラン活」の始め方や何をすれば良いか知りたい。
- 「ラン活」のスケジュールを知りたい。
上記のような悩みや疑問を抱いている方は、当記事を読めば「ラン活」の始め方やスケジュールについて詳しく知ることができます。
これから「ラン活でランドセルの購入を検討中の方」「ラン活について詳しく知りたい方」に向けてラン活の始め方を徹底解説します。
ラン活とは
冒頭でも述べた通り「ラン活」とは、小学校入学を控えた子どものために、親が複数あるランドセルブランドの商品を子どもと一緒に選び、展示会などで試着を行って購入する行動・活動のことを「ラン活」と言います。
「ラン活」のポイントは、店頭に行って購入する行動だけではなく、事前に「カタログ請求」などを行った上で、子どもと一緒にブランドごとの商品をチェックし、展示会で実際の商品を手に取って選ぶことにあります。
その一連の行動すべてが「ラン活」に取って重要になります。
ラン活を行う理由
ランドセルは、子どもにとって6年間ほぼ毎日使うものです。
そんなランドセルを適当に選ぶことはできませんよね。
なので「ラン活」を行って、より良いブランドや商品を子どもの6年間のために購入することが、「ラン活」を行う大きな理由です。
ランドセルの中でも特に人気のあるブランドの場合は、機能や耐久性などに優れており、デザイン性も高いので、すぐに売り切れてしまいます。
年度ごとの発売前に「ラン活」を始めることが、気に入った商品を購入する第一歩となります。
ラン活するメリット
ラン活を行わずにイオンなどの店頭で購入する方も多いですが、ラン活を行う最大のメリットは、複数あるブランドから子どもの好みやメーカーごとの特徴・機能に合わせた選択肢が増えることです。
私も「ラン活」を行うまでは、ランドセルブランド(メーカー)が、これほどまでに多いとは知りませんでした。
我が家でも、ラン活することで子どもも、親も納得のランドセルを購入することができました。
我が家が「ラン活」で購入したブランドは「土屋鞄ランドセル」です。
「土屋鞄ランドセルのアトリエシリーズ」について詳しく知りたい方は、下記の記事をご確認ください。
ラン活するデメリット
ラン活するデメリットは、時間がかかると言うことです。
ラン活には大きく分けて以下の工程があります。
- カタログを請求する
- カタログをチェックして展示会に行くブランドを決める
- 展示会に行ってランドセルの試着をする
- 気に入ったランドセルを購入する
- 届くのを楽しみに待つ
店頭に買いに行くのに比べれば、けっこうな時間がかかってしまいます。
ブランドによっては値段が高い商品もあるので、イオンなどで買うよりは高額になる場合があります。
ラン活の始め方 <スケジュール>
ラン活の始め方として大事なのが、大まかなスケジュールを把握することです。
ブランドごとにスケジュールに違いがあるので、お気に入りのブランドがある方は、公式サイトを入念にチェックしましょう。
子どもが「年中」
月 | スケジュール |
---|---|
7月 | 一部ブランドでカタログ申し込みが開始 |
9月 | ほとんどのブランドでカタログ申し込みが開始 |
12月 | カタログ送付が開始 |
1月 | 一部ブランドで販売や展示会が開始 |
2月 | ほとんどのブランドで販売が開始 |
3月 | ほとんどのブランドで展示会が開始 |
子どもが「年長」
月 | スケジュール |
---|---|
4月 | 展示会が本格化して多くなる |
5月 | GWが展示会のピークです 人気ブランドの「黒川鞄」で売り切れが続出する |
6月 | 一部ブランドで早期割引が終了 一部ブランドの人気モデルで売り切れが出始める |
7月 | 多くのブランドで完売するモデルや品薄モデルが増える |
8月 | お盆までに66%の方が購入を完了する 工房系の人気モデルはほぼ完売 |
9月 | ほとんどのブランドで早期割引が終了 アウトレットセールが開催され始める |
10月 | オーダーメイドランドセルの受付が終了 |
11月 | 店頭展示品セールを行うブランドが増える |
12月 | 一部ブランドで在庫処分セールが始まる |
1月〜3月 | 在庫処分セールが本格化する |
年々開始時期が早まっている「ラン活」ですが、人気ブランドの人気モデルは早めにチェックしておかないと、販売開始と同時に売り切れる場合もあります。
ラン活を本格的に実施する場合は、遅くても年中の冬には開始する必要があります。
事前にスケジュールを把握しておくことで、ゆとりを持って「ラン活」に取り組むことができますよ。
ラン活の開始から購入のベストな時期
「ラン活」の開始から購入のベストな時期について解説します。
子どもが年中で「ラン活」を行いたい方は、必ずチェックしましょう。
ラン活のベストな時期
スケジュール | ラン活の内容 | 子ども |
---|---|---|
11月〜1月 | カタログを申し込む | 年中 |
12月〜2月 | カタログを見て展示会に行くブランドを決める | 年中 |
3月〜4月 | 展示会に参加する | 年中〜年長 |
4月〜5月 | 気に入ったランドセルを購入する | 年長 |
11月〜12月 | 購入したランドセルが届くので試着する | 年長 |
【11月〜1月】カタログを申し込む
子どもが年中の時期から始まる「ラン活」ですが、ランドセルの購入って子ども年長になったら考え出すことが多いですよね。
なので、ラン活を始めようと考え出す頃には出遅れていたりするので気をつけましょう。
まずは、11月〜1月の間にカタログを申し込みます。
この時に注意するのが、最新のカタログになっているかどうかです。
子どもが入学する年のカタログになっていれば申し込みましょう。
カタログ請求は、一括請求できるサイトが楽ですが、ランドセルブランドの公式サイトをチェックしてからカタログ請求するのも良いと思います。
カタログ請求するときにアカウント登録しておくと、メルマガなどで最新情報が届くので重宝します。
我が家では各ブランドごとの公式サイトからカタログ請求を行いました。
ある程度カタログ請求前にも絞りこんで、合計8ブランド請求しました。
ランドセルのブランドは工房系も含めると、かなりの数あるので、全てのカタログをチェックするのはオススメしません。
ある程度は、公式サイトなどを見て絞り込んだ上でカタログ請求しましょう。
「土屋鞄ランドセルの特徴と商品ラインナップを紹介」について詳しく知りたい方は、下記の記事をご確認ください。
「池田屋ランドセルの特徴と商品ラインナップを紹介」について詳しく知りたい方は、下記の記事をご確認ください。
カタログ請求が遅れると、後の行程に支障が出るので、遅くても2月までにはカタログが届いている状態にしましょう。
【12月〜2月】カタログを見て展示会に行くブランドを決める
カタログは、早ければ2〜3日で届きます。
遅くても2週間以内には届くので、早めに申し込んでおけば心配はありません。
カタログが届いたら、各ブランドの特徴やデザインをチェックしましょう。
子どもにも見てもらって、気に入ったブランドを絞り込んでいきます。
この時点で、最低でも5ブランド以下には絞り込んでおくことをオススメします。
理由は展示会に行くのが大変だからです。
気合いと根性ですごい数の展示会に参加する方もいますが、場所が近ければ良いのですが、各ブランドごとに展示会場がバラバラなので、全てを見に行くのはかなりの労力がかかりますよ。
我が家では、カタログ請求の時点で8ブランドに絞り込んでいたので、展示会はさらに2ブランドにまで絞り込みました。
子どもにどのブランドが良いか聞いたりもしましたが、子どもが選ぶ判断基準は色の好みが大半でした。
我が家では、子どもの好きな色があるブランドで、親が機能面などをチェックしたり、ネットやSNSの評判などを調査した上で、2ブランドに絞り込みました。
あとは、子供っぽい柄が入っているデザインは除外しました。
理由は6年間利用するため低学年では良いけど、高学年になった時に違和感のあるデザインよりもシンプルなデザインのランドセルにしたかったからです。
カタログチェックは、1月中に完了させておくのがベストです。
【3月〜4月】展示会に参加する
展示会の参加には、公式サイトで事前に予約が必要です。
コロナの影響もあってか、人数制限も行われているので予約は早めに行いましょう。
展示会の日程によって、予約開始日が違います。
まずは、展示会に参加するブランドごとの日程を確認しましょう。
その上で、展示会に参加する日時を決めましょう。
展示会は、ほとんどのブランドで3月から開始されます。
3月開始の展示会は2月に予約が開始されるので、3月の展示会を狙うのがベストです。
遅くても4月の展示会には参加するようにしましょう。
5月のGWは一番人が多くなって購入が増えるので、それまでに参加しておくことをオススメします。
この2ブランドが偶然にも同じ日に千葉市内で展示会を行っていたので、我が家の展示会参加は1日で終わりました。
「土屋鞄ランドセルの展示会(出張店舗)」について詳しく知りたい方は、下記の記事をご確認ください。
「池田屋ランドセルの展示会」について詳しく知りたい方は、下記の記事をご確認ください。
【4月〜5月】気に入ったランドセルを購入する
展示会を一通り見終わったら、子どもの意見を聞きながら、気に入ったランドセルを購入しましょう。
購入に時間をかけるのは良くないので、気に入ったブランドのモデルがあれば、すぐに購入しましょう。
購入時期はGW前の4月頃がベストです。
5月になると人気モデルは完売する可能性があるので、遅くてもGWが終わるまでには購入しておきましょう。
ランドセルの購入方法は、各ブランドによって違います。
展示会でそのまま購入できるブランドもあれば、ネットや店舗でしか購入できないブランドもあります。
展示会で購入できるブランドであれば、子どもも親も気に入れば、そのまま購入手続きまで完了できるので楽です。
我が家は「土屋鞄」の展示会で、子どもも気に入ってくれて、親としても一番推していたブランドだったので、そのまま購入しました。
土屋鞄の展示会は、展示会場で購入手続きが行えるため、展示会の参加から購入までを一気に完了することができました。
人気ブランドの人気商品かつ人気カラーは、5月、6月の時点で売り切れが出てきます。
特に工房系ブランドは手作りを基本としているため、年間の製作数に限りがあります。
さらに人気モデルは、高級素材を利用しているため品数にも制限があって、早めに完売する傾向にありますのでご注意ください。
どれだけ遅くても、7月中には購入するようにしましょう。
8月のお盆までには66%の方がランドセルの購入を完了していると言われています。
【11月〜12月】購入したランドセルが届くので試着する
ブランドにもよりますが、11月〜12月頃に購入したランドセルが届きます。
我が家でも11月の後半にランドセルが届きました。
届いたランドセルは必ず試着しましょう。
子どもに違和感がないか確認したり、ランドセルの状態をチェックしましょう。
もし問題があれば、早めにブランドに連絡して修理もしくは交換を依頼します。
我が家では「ラン活」で気に入ったランドセルを購入できて、子どもも大喜びでした。
子どもが新1年生でランドセルを背負って登校している姿を見るのが楽しみですね。
「土屋鞄ランドセルのアトリエシリーズ」について詳しく知りたい方は、下記の記事をご確認ください。
「ラン活の開始から購入のベストな時期」の次に見るオススメ記事
「ラン活の開始から購入のベストな時期」の次に見るオススメ記事を紹介します。
「土屋鞄ランドセルの特徴と商品ラインナップを紹介」について詳しく知りたい方は、下記の記事をご確認ください。
「池田屋ランドセルの特徴と商品ラインナップを紹介」について詳しく知りたい方は、下記の記事をご確認ください。
「土屋鞄ランドセルの展示会(出張店舗)」について詳しく知りたい方は、下記の記事をご確認ください。
「池田屋ランドセルの展示会」について詳しく知りたい方は、下記の記事をご確認ください。
まとめ
当記事では「ラン活の開始から購入のベストな時期」について紹介しました。
- 「ラン活」とは?
- 「ラン活」のメリット・デメリットは?
- 「ラン活」の始め方や何をすれば良いか知りたい。
- 「ラン活」のスケジュールを知りたい。
上記のような悩みや疑問について解説しましたが、解決できましたでしょうか?
ラン活は年中の12月頃から開始して、年長のGW前の4月頃には購入しておくのがベストです。
どれだけ遅くても年長の7月までには購入しておきましょう。
人気ブランドの人気モデルほど早く完売するので、ラン活は時間との勝負ですよ。
【ラン活の始め方】開始から購入のベストな時期を解説<スケジュール>は以上となります。
最後までご覧いただきありがとうございました。